佐藤史治+原口寛子「たそかれ」
2018.12.08 -2019.01.20 | キワマリ荘

水戸市北見町にあるオルタナティブ・スペース、キワマリ荘にて佐藤史治+原口寛子による展覧会「たそかれ」が開催。
以下公式サイトより

みなさまいかがお過ごしですか。
水戸のキワマリ荘の寺門です。久しぶりに展覧会を開催したいと思います。
今回は2013年2月の「アフターエフェクト」から5年経ちます、佐藤史治+原口寛子の展示「たそかれ」を開催いたします。

期間は2018年12月8日から2019年1月20日(土日祝のみオープン/入場無料!)時間は午後1時から夜の6時半までです。また年末年始12月25日から1月11日はお休みですのでご注意ください。何かとお忙しい時期かと思いますが、足を運んで頂ければ幸いです。

去りゆく恋人の影を線でなぞること――これを絵画の起源とする逸話が大プリニウスの『博物誌』に記されています。一方で、影には不気味さや匿名性といった印象もつきまとっています。記名と匿名という両義的な性質を影は持ち合わせているようです。

黄昏時は「誰そ彼(誰ですかあなたは)」とたずねる時間帯から転じた言葉です。現在では、黄昏とともに路上を明るく照らす街灯によって不要となった問いかもしれません。その代わりに、路上は無数の人影であふれています。

本展では、街灯を光源とした影の映像作品を中心に発表します。街灯というパブリックな灯りを、個人的に利用して生まれた私たち2人の影。その輪郭を互いになぞりながら、そこにいるのは「誰そ彼(たそかれ)」と問いかけます。

プロフィール

佐藤史治+原口寛子(さとうふみはる+はらぐちひろこ)
2011年に結成した2人組のアーティストユニット。
コミュニケーションの齟齬をベースに、主に映像というメディアを用いてその解消、または顕在化させる作品を制作している。個々人の身体差や考え方の相違から生じる事柄について、「同じ空間にいる2人」という最小の構成単位をもとに、遊びながら試行/思考している。
http://satouharaguchi.blogspot.com/

https://kiwamarisou.tumblr.com


イベント情報

佐藤史治+原口寛子「たそかれ」
期間:2018年12月8日~2019年1月20日(土日祝日のみオープン/入場無料)
※12月25日から1月11日はお休み
時間:13時~18時時半
場所:水戸のキワマリ荘 水戸市北見町5−16
料金:入場無料
※駐車場はありませんので近隣コインパーキングをご利用になるか、徒歩でお越し下さい。