水戸芸術館美術ギャラリーで開催中の「創作と対話のプログラム アートセンターをひらく 第Ⅰ期」関連企画として、映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」が4月13日（土）に水戸芸術館現代美術ギャラリーにて上映されます。

このフレーズは、実際に認知症を患う母親が、カメラを回す娘に対して言ったことば。映画のなかでもそのシーンがとらえられています。
いつ自分の身の回り、もしくは自分自身に訪れるかもしれない認知症や介護という、身近でいて、人生における大きな大きな問題について、気を張らずに話しあえるような場、または知る・聴くことで予兆されることに対して心の準備をする場がつくれればという思いで企画しました。
遠くに住む家族を思いつつも、仕事との兼ね合いで同居という選択をしない監督の状況にもいまの社会の現実が投影されています。
ぜひ鑑賞会と座談会にご参加ください。

映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」
変貌していく自分自身に苦悩する母。95歳で初めてリンゴの皮をむく父。認知症を抱えた両親の日々を娘の視点から追い大反響だったテレビドキュメンタリーの映画完成版！

2回目の上映後、本上映会の共同企画者であり、両親の介護経験をもつ山田タポシの進行で、介護や看取りなど家族と人生の普遍的なテーマについて座談会をひらきます。

進行：山田タポシ（Web制作ディレクター／ラジオパーソナリティ）

○料金：一般1,200円／学生・年間パス会員1,000円／高校生以下500円
○定員：60名
○チケット申し込み方法
・水戸芸術館（9:30～18:00、月曜休館）
－エントランスホール内チケットカウンター
－チケット予約センター／Tel:029-225-3555
・ ウェブ予約
※学生・年間パス会員チケットの方は、当日、学生証またはパスをご提示ください

（写真：©「ぼけますから、よろしくお願いします。」製作・配給委員会）

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