中﨑透「Human Landscape」
2020.09.12 -2020.12.26 | ARTS ISOZAKI

水戸市三の丸、銀杏坂にあるギャラリー「ARTS ISOZAKI」にて2020年9月12日(土)から 美術家 中﨑透の個展「Human Landscape」が開催される。

ARTS ISOZAKI では2020年 9月12日(土)から12月26日(土)まで、中﨑透の個展「Human Landscape」を開催いたします。
中﨑透は 1976年に茨城生まれ、武蔵野美術大学大学院造形研究科博士後期課程を満期単位取得退学。現在、美術家として茨城県水戸市を拠点に活動しています。言葉やイメージといった共通認識の中に生じるズレを テーマに自然体でゆるやかな手法を使って、看板をモチーフとした作品をはじめ、パフォーマンス、映像、 インスタレーションなど、形式を特定せず制作を展開しています。2006年末からは「Nadegata Instant Party」を結成し、ユニットとしても活動。2007年末より「遊戯室(中﨑透+遠藤水城)」を設立し、運営に携わってきました。2011年よりプロジェクトFUKUSHIMA!に参加し、主に美術部門のディレクションを担当しています。

中﨑の地元でもある水戸のARTS ISOZAKI での初個展となる本展では、中﨑が近年制作している抽象的な色面を用いたライトボックス作品シリーズの新たな試みとして、人体をモチーフとした新作ライトボックス作品を発表予定です。本展のタイトル「Human Landscape」(人の風景)は、ライトボックスによる人 体彫刻作品が、あたかも町の看板のように見えたり、山や池のように見えたりするその抽象性、両義性から名付けられています。人と自然、あるいは人と人工物との曖昧な境界線を表現した本シリーズは、看板をモチーフにしたシリーズから始まり、抽象的なライトボックス作品を発表してきた中﨑にとっては、新たな展 開となります。また、鑑賞者や参加者を巻き込んでおこなうパフォーマティブなプロジェクトが高く評価されている作家が、彫刻作品のモチーフとして人体を選んだことによって、一見すると静的な印象を受ける彫刻作品が動的なパフォーマンス的要素を孕むことになるという意味では、本シリーズは中﨑の表現の真骨頂 と言えるでしょう。

是非この機会に中﨑透の「Human Landscape」をご高覧いただけましたら幸いです。

◆展覧会概要
展覧会名:「Human Landscape」
アーティスト:中﨑透
会期:2020年9月12日(土)~12月26日(土)
※月・火曜は休廊。9月12日のみ16:00オープンとなります。
会場:ARTS ISOZAKI
住所:茨城県水戸市三の丸1-4-17
開場日:水曜日から日曜日および祝日
開場時間:13:00-18:00 入場料:無料

◆内覧会/Preview
2020年9月12日(土) 16:00-18:00
会場:ARTS ISOZAKI

作品画像
(上)「Orange Farm」
ミクストメディア/ 76.3×55.3×14.8㎝/ 2019年
(下)「Nostalgic House」
ミクストメディア/ 33×40.6×44㎝/ 2019年

photo:YANAGIBA Masaru


イベント情報

中﨑透「Human Landscape」
会期:2020年9月12日(土)~12月26日(土)
水曜〜日曜日および祝日 ※月・火曜は休廊。
時間:13:00-18:00 ※9月12日のみ16:00オープン
会場:ARTS ISOZAKI(水戸市三の丸1-4-17)
入場料:無料
http://artsisozaki.main.jp/