清宮質文(1917-1991)は木版画家として知られていますが,その作品の湛える静かな詩情は今なお多くの人を魅了し続けています。 清宮は水戸藩の支藩である守山藩士の末裔で,母の実家があった水戸を繰り返し訪れているばかりでなく,水戸市松本町の共有墓地に本人が埋葬されていることは,あまり知られていません。本展は,本県ゆかりの作家である清宮の生誕100年を記念する大回顧展であり,年代順に制作テーマの変遷を追いながら,木版を中心に水彩画,ガラス絵など191点を紹介します。
(画像:清宮質文「蝶」1963年 茨城県近代美術館 照沼コレクション)
出品作品:191点(木版126点/油彩3点/水彩18点/ガラス絵32点/モノタイプ12点)
■関連企画
ワークショップ&トーク「ガラス絵~心の中の閃光~」
日時:3月24日(土)午前11時30分~午後4時30分
会場:地階講座室,展示室
定員:先着30名 定員に達したので募集締切ました
申込事前申込(来館,または往復ハガキ),
締切:3月9日(金)【ハガキ必着】
申込方法
来館の場合:当館総合受付にて参加申込書に記入していただきます。
往復ハガキの場合:往信用文面に希望者全員(1枚につき4名まで)の氏名・住所・年齢・電話番号を,返信用宛名面に宛先を明記の上,「ガラス絵ワークショップ係」宛に郵送してください。講師山中現 氏(画家・版画家)材料費700円
イベント情報
企画展「生誕100年 清宮質文 あの夕日の彼方へ」
会期:平成30年2月23日(金)~4月8日(日)
会場:茨城県近代美術館
入館料:一般980(850)円/高大生720(600)円/小中生360(240)円
※( )内は20名以上の団体割引料金
※ 満70歳以上の方,障害者手帳等をご持参の方は無料。春休みを除く土曜日は高校生以下無料
開館時間:午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)
※ 高崎市美術館(平成29年12月10日(日)~平成30年1月31日(水))より巡回
休館日:4月2日(月) ※水戸の梅まつりにあわせて会期中4月1日(日)まで無休
連絡先(お問い合わせ)
茨城県近代美術館 〒310-0851 茨城県水戸市千波町東久保666-1
Tel:029-243-5111 Fax:029-243-9992
主催:茨城県近代美術館/読売新聞社/美術館連絡協議会
協賛:ライオン/大日本印刷/損保ジャパン日本興亜/日本テレビ放送網/常陽銀行
http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/exhibition/kikaku/index.html