Interview | 朝日駿
2020.08.29

朝日駿

8 INTERVIEW QUESTIONS FOR MUSICIANS@MITO

 

Q1.自己紹介をお願いします
朝日駿(あさひしゅん、1985年2月16日-)は日本のシンガーソングライター、ギタリスト。茨城県日立市出身。
国立茨城工業高等専門学校 電気工学科を中退後、ギタリストとして数々のバンドに参加し2007年頃よりシンガーソングライターとしての活動を開始する。
2011年より自身の弾き語りと並行してスーパーアイラブユーのリードギターとして数々のイベント、フェス等に出演。2018年3月3日脱退。
2017年10月4日、ソロとしては初となる全国流通盤をリリース。
地元茨城や東京都内を中心に年間50本以上のライブ活動をするが、コロナ禍でスケジュールが全バラシとなる。開き直ってエレキギターやアンプの改造や修理、曲作りをしながらのんびり暮らす。

Q2.活動を始めた経緯を教えてください
中学生の頃に中学生男子特有の「なんか特別な存在になりたい」という感情が芽生え日々悶々としていた。歳の離れた兄が当時バンドでギターを弾いていて、それがなんだか大人びていてカッコよく思えた。使っていないエレキギターを兄から借りてギターを弾き始める。初めてチョーキングが出来た時はなんかモテそうだし、特別な存在になれるような気がした。
→今に至る。

Q3.影響を受けたアーティストやバンドのルーツなど教えてください
中学生の時に謎にB’zが好きで、その時よく聴いていたHOME/THE WILD WINDというシングルCDのTAK MATSUMOTOのギターの音が今でも思い描く理想のトーンだと強く思う。
ソングライターとして最も尊敬しているのは真島昌利。非常に文学的な歌詞にシンプルなメロディ、一見すると単純だが紐解いていくと実は複雑で奥深いコード進行。歌声もノスタルジックでとても魅力的。

Q4.音楽活動の中で一番大事にしていることはなんですか?
未熟でも、みっともなくても決して歌と音楽に嘘をつかない事。嘘を吐いた瞬間に、それは音楽じゃなくなると思う。

Q5.水戸で活動する意義はどんなところですか?
意義というか、水戸で始めた音楽なので水戸で演奏するというは自分にとってごくごく当たり前の様に感じる。都内で演る時も自然と「フロム水戸」「レペゼン水戸」という心持ちになる。

Q6.ライブやリリースなど今後のトピックがあれば教えてください
THE BACK HORN山田将司さんと、COCK ROACH遠藤仁平さんが発起人となり水戸/茨城の音楽シーン活性化を目的としたプロジェクト「ヒカリノハコ」が始動しました。
プロジェクト第一弾として楽曲「命の灯」に僕もコーラスとして参加させて頂きました。リリースは8/15(土)DLのみの販売となります。

Q7.今後のビジョンや展開などを聞かせてください
今までずっと「生の活動」という事に重きを置いてきた古い人間なので、昨今の世の中の情勢に戸惑いを感じつつも新しいカタチを模索していきたい。決して焦らず、ゆっくりのんびり、しかし確かな音楽を演奏していきたい。

Q8.読者へのメッセージをどうぞ!
演者も観客も、今までの様な音楽の楽しみ方は出来ないかも知れません。しかし有史以前から人類は何度疫病に見舞われても何度戦火に包まれても歌、音楽が滅びた事はありません。それは生きるために音楽が必要だからです。これからも共に生きるため、音楽を紡いでいきましょう。

 

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